こんにちは、バルクケアです!
施設と違って「利用者さんの自宅」で行う訪問介護は、環境がそれぞれ異なるため感染症対策に工夫が必要です。
ここでは現場で実践できる訪問介護ならではの感染症対策をまとめました。
手指衛生の徹底
最も重要なのはやはり「手洗い・手指消毒」
訪問時には自宅に洗面環境が整っていない場合もあるので、アルコール消毒を必ず携帯しましょう。
ポイント
- 入室前・退出後に必ず手指消毒
- トイレ介助や調理の前後も欠かさない
- 消毒用アルコールは常に補充しておく
物品の持ち込み・持ち出しルール
訪問介護は、物品を「持ち込む・持ち出す」ことが多いのが特徴です。
このときに感染を広げない工夫が必要です。
ポイント
- タオルや食器などは原則「利用者専用」を使用
- 汚れた衣類や寝具は密閉袋に入れて搬出
- 使い捨て手袋・マスクは訪問ごとに必ず交換
環境整備の工夫
利用者宅では換気や清掃が行き届いていない場合もあります。
介護士が声をかけて、衛生環境を整えることも大切です。
ポイント
- 換気を提案(窓を開ける、換気扇を回す)
- ドアノブや手すりをアルコールで拭く習慣をつける
- 生ゴミはその日のうちに処理するよう促す
感染症流行期の注意点
インフルエンザやノロウイルスなど流行期は、利用者宅を回る介護士自身が媒介者になりやすいです。
ポイント
- 訪問ごとにマスクを交換
- 嘔吐や下痢がある利用者宅ではガウンやエプロンを使用
- 発熱など症状がある場合は、すぐに事業所へ報告
バルクケア流まとめ
訪問介護は「一人で現場を守る」ことが多く、感染症対策も自己管理が鍵になります。
自分を守ることは、利用者さんとその家族を守ることにもつながります。
筋トレと同じで、日々の小さな習慣の積み重ねが大きな成果を生みます。
ルールを守って、安心・安全な訪問介護を実践しましょう!


