こんにちは、バルクケアです!
毎年冬になると猛威をふるう「インフルエンザ」
高齢者施設や在宅介護では、重症化リスクが高く、対応を誤ると一気に集団感染へと広がってしまいます。
ここでは介護士が押さえておきたい インフルエンザ流行期の基本対策 をまとめました。
ワクチン接種の重要性
利用者さんだけでなく、介護士自身もワクチン接種が推奨されます。
感染を「完全に防ぐ」ことはできませんが、発症しても重症化を防ぐ効果が期待できます。
ポイント
- 利用者への声かけと家族への説明を丁寧に行う
- 職員は毎年接種することで現場全体のリスクを下げる
マスク・手洗い・うがいの徹底
介護現場の基本中の基本
飛沫感染を防ぐために、マスクは鼻から顎までしっかり覆いましょう。
ポイント
- 手洗いは「30秒かけて丁寧に」 利用者さんにも習慣化を促す
- 外出から戻ったら「うがい」をプラス
ゾーニングと隔離対応
もし発症者が出た場合、ゾーニング(区域分け) が有効です。
感染者と非感染者の動線を分けることで拡大を防ぎます。
対応例
- 発症した利用者は個室へ移動
- ケアに入る職員を固定化
- 物品や食器は共有しない
職員の体調管理
「ちょっと熱っぽいけど…」と出勤するのは一番危険。
無理に現場に出ると、利用者さんへの感染リスクが跳ね上がります。
ポイント
- 体調不良時は必ず報告し、休養を取る
- 睡眠と栄養を意識して免疫力を維持
- 代替シフトの調整をチームでサポート
バルクケア流まとめ
インフルエンザは「毎年必ず来る敵」です。
だからこそ、流行期に入る前から「現場全体での意識合わせ」が欠かせません。
筋トレと同じで、準備を怠らずにシーズンを迎えることが最も大切。
一人ひとりの意識が、施設全体を守る力になりことを忘れずに!


