こんにちは、バルクケアです!
今回のテーマは「ポータブルトイレ」。
これは自宅介護や施設でもよく使われる福祉用具で、僕も現場で何十台と設置・説明をしてきました。
「トイレは最後まで自分で行きたい」という利用者さんの願いを叶え、介護者の負担を大きく減らすアイテムです。
ポータブルトイレとは?
ポータブルトイレは、ベッド横や部屋内に置ける移動式トイレ。
主に以下のような場面で活躍します。
• 夜間や悪天候時に遠くのトイレまで行くのが大変な時
• 足腰が弱って長距離歩行が難しい時
• 介護者の移動介助負担を減らしたい時
現場で感じたメリット
1.夜間の安全確保
トイレまでの移動距離が短くなることで、転倒リスクが大幅に減少。
2. 自立支援
体力や歩行距離に合わせた場所に設置できるため、「自分でできること」が増える。
3. 介護者の負担軽減
特に夜間のトイレ介助回数が減り、介護者の睡眠が確保される。
バルクケア流・選び方ポイント
1. 座面の高さ調整機能
膝や腰の負担を軽減
、スクワットの深さを調整するように、その人の体格に合わせることが重要。
2. 肘掛けの有無
立ち座りを安定させるための肘掛けは必須。 筋力が弱い方でも安心。
3. バケツの取り外しやすさ
清掃のしやすさは介護者のストレス軽減につながる。
4. 臭い対策機能
消臭剤ケースや密閉蓋付きモデルを選ぶと、室内の快適さが保てる。
使用時の注意点• 床面が滑りやすい場合は**滑り止めマットを敷く • 清掃は毎回行い、消臭剤も定期的に交換 • 座面や肘掛けのネジ緩みを定期的にチェック
バルクケアの現場エピソード
僕が担当した80代の男性は、夜間の移動中に転倒して骨折した経験があり、家族がとても不安を感じていました。
そこでポータブルトイレをベッド横に設置。
最初は「部屋でトイレなんて…」と抵抗がありましたが、使いやすい高さ調整モデルを選び、消臭対策もしっかり行った結果、1週間後には「これなら安心だし、夜も怖くない」と喜ばれていました。
そのご家族からも「夜の介助回数が減って、体も楽になった」と感謝されました。
まとめ
ポータブルトイレは、安全性・自立支援・介護負担軽減の3つを同時に叶える優秀な福祉用具。
バルクケア的おすすめは…
• 座面高さ調整付き
• 肘掛けあり
• 消臭・密閉機能付き
• 滑り止めマット併用
これを押さえれば失敗しません。