はじめに
介護士の職業病ともいえる腰痛。
私も介護歴10年の中で、腰に何度も悲鳴をあげさせてきました。
でも、フォーム改善や筋トレだけでなく、腰痛対策グッズをうまく使うことで負担は大きく減らせます。
ここでは、現場で実際に使って「これは効く」と思ったグッズを厳選して紹介します。
コルセット(腰部サポーター)
腰をしっかり支え、腰椎の動きを安定させる王道アイテム。
長時間の立ち仕事や移乗介助が続く日は特に効果を感じます。
ただし、つけっぱなしは筋力低下の原因になるので、必要な時だけ装着が基本です。
介助ベルト
移乗や立ち上がり介助のときに、利用者の体を安全に支えるためのベルト。
「持ち上げない介助」がしやすくなり、腰の負担を大幅に軽減できます。
滑り止め付きやクッション性のあるタイプが特におすすめ。
滑り止め付き室内シューズ
現場で意外と腰に悪いのが「滑りやすい床」。
滑らない靴は踏ん張りやすく、腰や膝にかかる負担を減らします。
軽量タイプを選べば疲労感も少なめ。
高機能インソール
クッション性とアーチサポートで足腰の衝撃を吸収。
一見地味ですが、長時間勤務での腰痛予防にかなり効きます。
靴を変えられない職場でも、インソールならすぐ導入可能。
腰温めグッズ(使い捨てカイロ・温熱パッド)
冷えは腰痛の大敵。
腰部を温めることで血流が良くなり、筋肉のこわばりが和らぎます。
特に冬場や夜勤明けのケアに最適です。
バルクケア流ポイント
- グッズは「正しいフォーム」と併用してこそ真価を発揮
- 腰を守るのは“予防”が最優先
- グッズ選びはサイズ感と使用シーンを明確に
まとめ
腰痛対策は、筋肉とグッズの二刀流が最強。
現場に合ったアイテムを取り入れることで、長く元気に働ける体をキープできます。
「腰を守るのも介護力の一部」——これがバルクケア流の腰痛対策です。