こんにちは、バルクケアです。
今回は、介護の入り口資格である「介護職員初任者研修」について解説します。
ちなみに私は、この資格が「ホームヘルパー2級」と呼ばれていた時代に取得しました。
当時は学生で、夏休みを使って集中受講しました。朝から夕方までみっちり授業や実技練習を行い、学び尽くした1カ月でした。
初任者研修ってどんな資格?
介護職員初任者研修は、介護の基本知識と技術を学ぶための入門資格。
これを持っていれば、訪問介護で身体介護も可能になり、施設や障害福祉など幅広い現場で活躍できます。
未経験から介護を始める人でも、基礎から丁寧に学べるのが大きな魅力です。
資格の取り方
初任者研修は130時間のカリキュラムを修了し、最後に修了評価(筆記テスト)に合格すると取得できます。
カリキュラム例は…
• 介護の基本姿勢と倫理
• 高齢者・障がい者の心身の特徴
• コミュニケーション方法
• 食事・入浴・排泄の介助技術
• 福祉用具の使い方
• 介護保険制度や法律の基礎
筆記テストは授業内容の確認程度なので、きちんと受講していれば心配はいりません。
受講形式と期間
受講形式は通学型と通信併用型があります。
通信型は自宅学習とスクーリングを組み合わせ、通学型はすべて教室で学びます。
期間は最短1カ月〜4カ月ほど。
私の場合は夏休み期間を使い、約1カ月の集中通学で取得しました。
バルクケア流・効率的な取得ステップ
ステップ1:生活リズムに合わせて選ぶ
学生や時間が取りやすい人は集中通学型、働きながらなら通信併用型がおすすめです。
ステップ2:実技は体で覚える
移乗や入浴介助は、安全な姿勢と動作を繰り返し練習することが大切です。
ステップ3:座学はアウトプット
学んだことを誰かに説明するつもりで復習すると、理解度がぐっと上がります。
資格取得後の活躍の場
• 訪問介護(ホームヘルパー)
• 特別養護老人ホーム・有料老人ホーム
• デイサービス
• 障害福祉サービス
初任者研修があれば、未経験からでも介護現場で活躍しやすくなります。
その後は実務者研修→介護福祉士とステップアップ可能です。
まとめ
介護職員初任者研修は、介護の世界への第一歩を踏み出すための基礎資格。
私も学生時代の夏休みにホームヘルパー2級として取得し、その経験が今の介護スキルの土台になっています。
バルクケア的に言えば、「介護の基礎筋力を作るトレーニング」のような存在。
これから介護を始める人にとって、大きな武器になる資格です。