こんにちは、バルクケアです。
介護現場で10年以上働き、宅建士の資格も持つ私が、今回は「高齢者向け賃貸住宅の現状と課題」について解説します。
- 「親が施設に入るほどではないけど、一人暮らしは不安」
- 「マイホームは持っていないから、老後も賃貸で暮らしたい」
そんなニーズがあるのに、日本には高齢者向けの賃貸住宅がほとんどありません。
その理由を、介護士と宅建士の両方の視点から掘り下げてみます。
高齢者向け賃貸住宅が少ない理由
家主の不安
- 家賃滞納リスク
- 孤独死リスク
- 介護が必要になった時の対応
高齢者は「入居NG」とされるケースも多く、不動産業界全体で消極的です。
法制度・支援の不足
法的には「年齢で入居を拒否してはいけない」とされるが、実際の現場では敬遠されやすい
高齢者専用賃貸の供給はまだまだ少なく、国の支援制度も十分ではありません
バリアフリーの問題
- 一般的な賃貸物件は段差や狭い浴室など「高齢者向け」には作られていない
- 改修コストを大家が負担したがらない
介護士目線で考える必要性
介護をしていると「施設に入るほどではないが、自宅では不安」という声を多く聞きます。
本来なら「高齢者向け賃貸住宅」がその受け皿になるはずです。
- 見守りサービス付きの賃貸
- バリアフリー設計の物件
- 緊急時の通報システム
こうした賃貸が増えれば、要介護前の高齢者が安心して暮らせます。
宅建士目線での課題解決策
見守りサービスの導入
大家が孤独死リスクを恐れるなら、見守りシステムを導入すれば解決につながる。
補助金制度の拡充
自治体の「高齢者住宅改修補助」や「空き家活用補助金」を利用すれば、バリアフリー化もしやすい。
家賃保証サービスとの連携
高齢者でも「保証会社」や「見守りサービス」を組み合わせれば、入居拒否を減らせる。
まとめ
高齢者向け賃貸住宅が少ない理由は「家主の不安」と「制度の不足」。
しかし、社会は確実に「高齢者でも借りられる賃貸」を求めています。
介護士の視点からは「安心して暮らせる住まい」が必要であり、宅建士の視点からは「不動産業界の仕組み改善」が不可欠です。
バルクケアからのアドバイス
✅ 高齢者世帯は「高齢者専用賃貸」や「サ高住」も検討
✅ 空き家活用+バリアフリー改修は将来性あり
✅ 不動産業界にとっても「高齢者賃貸市場」はチャンス!


