安全な歩行を支える!杖の選び方と活用法【バルクケア流】

福祉用具

こんにちは、バルクケアです!
筋トレで身体を鍛えるのも大事ですが、介護の現場で痛感するのは 「歩けることこそ最高の自立」 ということ。
今回は、その自立を守る頼もしい相棒「杖」について、バルクケア流に解説します!

杖は“ただの棒”じゃない!

介護現場でよく聞くのが
「杖ってお年寄りが使うもの」
「自分はまだ早い」
という声。でもそれは大間違い。

杖は転倒リスクを減らし、筋力を維持しながら安全に歩くための “トレーニングサポートギア” です。
フィットネスで言えばベルトやリストラップみたいな存在。使いこなせば生活の質が爆上がりします。

杖のタイプと特徴(バルクケアおすすめ順)

1. 一本杖(T字杖)
 軽くてシンプル。日常使いに万能。筋力がある程度残っている方におすすめ。
2. 多点杖
 先端が3〜4つに分かれていて、立てたまま手を離せる。リハビリ期やバランス不安定な方に◎
3. ロフストランドクラッチ
 前腕で支えるタイプ。長時間歩く人や上肢筋力がしっかりしている人に向いています。

バルクケア流・杖選びのチェックポイント

• 身長と肘角度は必ず確認!
肘が約30度曲がる高さがベスト。これ、現場でもよく間違えられます。
• グリップは“握って気持ちいい”か
 手汗や握力低下を考え、滑りにくい素材を選びましょう。
• 先ゴムは命綱
 摩耗したゴムは靴底がツルツルな状態と同じ。定期的に交換!

活用の極意

• 利き手側で持つのが基本弱い脚と反対側で支えることで、体重移動がスムーズになります。
• 外と家で使い分ける
屋外用は軽量・丈夫、室内用は静かで滑りにくいタイプが快適。
• 杖に頼りすぎない筋トレ発想
杖は補助であってメインの足は自分の筋肉。
歩くときは脚と体幹をしっかり使って「自分の脚で歩く力」をキープ!

杖は“弱くなったから使う道具”ではなく、“強く長く歩くための武器” です。
選び方と使い方をマスターすれば、年齢に関係なく活動範囲は広がります。
筋トレも介護も、「攻めの姿勢」でいきましょう!

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