高齢者が住みやすい住宅の条件|宅建士が選ぶポイント

不動産

こんにちは、バルクケアです。

介護福祉士として10年以上現場で働き、宅建士資格も持つ私が「高齢者にとって住みやすい住宅」について解説します。

超高齢社会のいま、「介護が必要になっても安心して暮らせる住まい」を求める声は増えています。

しかし現実には、事故や転倒のリスクが高い住宅が多く、家族も本人も不安を抱えながら暮らしているケースが目立ちます。

この記事では、介護の視点と不動産の視点を掛け合わせ、高齢者にとって本当に住みやすい住宅の条件を掘り下げます。

高齢者が暮らす住宅に潜むリスク

  • 段差や階段による転倒事故
  • 浴室やトイレでのヒートショック
  • 老朽化した設備による安全性の低下
  • 冬場の寒さや夏場の熱中症リスク

介護現場で事故原因を追うと、住環境が大きく影響していることが分かります。

「安心して暮らせる家」には、リスクを最小限に抑える設計が不可欠です。

高齢者が住みやすい住宅の条件

バリアフリー設計
・段差解消スロープの設置
・引き戸やレバー式ドアノブ
・車いすや歩行器でも通れる広い廊下

安全な浴室・トイレ
・浴室暖房や断熱リフォームでヒートショック予防
・手すり・滑り止め設置
・トイレは寝室近くに配置

温度環境の安定
・高断熱・高気密の住宅性能
・エアコンや床暖房の設置
・夏場の遮熱・換気対策

見守り・安心システム
・センサーライトや防犯設備
・緊急呼び出しボタン
・家族とつながれるIT機器

立地条件
・病院や介護施設が近い
・買い物・交通アクセスの利便性
・隣人や地域コミュニティとのつながり

宅建士目線でのポイント

資産価値との両立
将来的に売却や賃貸を考えたとき、需要のある立地・間取りであることが重要です。

補助金や介護保険の活用
改修費用を抑えるために、介護保険住宅改修や自治体の補助制度を確認する。

将来の相続を見据える
高齢者本人が住むだけでなく、相続時の資産として扱いやすい住宅であることが望ましい。

介護士目線でのポイント

  • 本人が「自分の家で過ごせる」という安心感が最優先
  • 家族が介護しやすい動線設計も重要
  • 安全面だけでなく「生活の楽しみ」が残る住まいづくり

まとめ

高齢者が住みやすい住宅は、
・バリアフリー設計
・安全な浴室・トイレ
・快適な温度環境
・見守りや安心システム 医療・介護との近さ

これらの条件が揃うことで、本人も家族も安心して暮らせます。

宅建士としては資産価値を維持しつつ、介護士としては生活の安心を確保する。

両方の視点を持つことで「本当に住みやすい家」を提案できるのです。

バルクケアからのアドバイス

  • 改修は介護保険や補助金を活用
  • 家族の介護動線も考慮する
  • 「資産価値」と「住みやすさ」を両立させる
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