こんにちは、バルクケアです!
介護の現場で大きな役割を担うのが 入浴介助。
清潔保持やリフレッシュのために欠かせないケアですが、新人さんにとっては「転倒させないか不安」「裸を見るのに緊張する」と大きな壁にもなります。
今回は、新人介護士が 入浴介助を安全かつ安心して行うためのコツ を解説します。
新人が入浴介助で不安に思うこと
利用者さんを転倒させないか心配 身体の洗い方や順番が分からない 異性介助に抵抗がある 急変(体調不良)が起きたらどうしよう 時間がかかって他の利用者さんを待たせてしまう
でも大丈夫!ポイントを押さえれば必ず乗り越えられます。
入浴介助の基本ステップ
事前チェックが命
体調確認(バイタル、顔色、眠気の有無など)
皮膚状態の観察(発赤・傷・褥瘡)
必要物品(タオル・衣類・石鹸)を準備
事前チェックができていないと、入浴中の事故につながります。
移動・移乗は「ゆっくり」「声かけ」
浴室は滑りやすく危険が多い場所。
「今から段差に足をかけますね」など、動作ごとに声をかけながら進めましょう。
新人の頃は焦りやすいですが、安全第一でペースを落とすことが大切です。
洗身・洗髪のポイント
上から下へ、体温が下がりにくい順で洗う
利用者さんの羞恥心に配慮してタオルを活用
洗い残しやすい部分(耳の後ろ・背中・足指の間)を意識
入浴中の観察
顔色が悪い、発汗が強い、ぼーっとしている → すぐに中止
長湯は禁物、10〜15分が目安
僕も新人の頃、利用者さんの顔色が急に青ざめた経験があります。
声かけと観察を怠らないことが大切です。
新人がやりがちな失敗と対策
時間を意識しすぎて焦る → 落ち着いて1人ずつ丁寧に
声かけを忘れる → 「次は〜しますね」と逐一伝える
羞恥心を忘れてしまう → タオルで体を覆う工夫を
バルクケア流まとめ
入浴介助は「事前チェック」「声かけ」「観察」がカギ
洗身は上から下へ、洗い残しや羞恥心に配慮
急変があればすぐに中止し、報告・連携を
時間より安全第一、焦らないことが大事新人の入浴介助は緊張して当然。
でも経験を重ねることで、利用者さんが「気持ちよかった、ありがとう」と言ってくれる瞬間が増えていきます。
その笑顔こそ、介護士のやりがいのひとつです


