新人介護士が迷いやすい「記録の書き方」完全ガイド|バルクケア流

介護

こんにちは、バルクケアです!

介護の仕事では、介助と同じくらい大事なのが 「記録」

でも、新人のころは「どう書けばいいの?」「これって正しい表現?」と悩むことが多いんですよね。

今回は、僕が新人時代に学んだ 分かりやすく・正確に・短時間で書くコツ をまとめます。

新人がつまずく「介護記録あるある」

主観的な表現を書いてしまう(例:「楽しそうにしていた」) 書きすぎて長文になりすぎる 書かなさすぎて大事な情報が抜ける 医療用語や難しい言葉を使いすぎる 時間がなくて「後で書こう」と思い、抜けてしまう

僕も最初は「小説みたいな記録」になって、先輩に何度も直されました(笑)

記録の基本ルール

客観的に書く

「楽しそう」ではなく → 「笑顔で会話していた」

「元気そう」ではなく → 「歩行時にふらつきなく移動できた」

誰が読んでも同じ状況をイメージできるように書くのが鉄則です。

5W1Hを意識する

いつ(When):時間帯・状況

どこで(Where):場所

誰が(Who):利用者本人・職員

何を(What):行動内容

なぜ(Why):必要なら理由

どのように(How):介助の方法や様子

→ これを意識するだけで「抜け・漏れ」が減ります。

医療職・家族が読んでも分かる言葉を使う

専門用語に頼りすぎると伝わらない場合があります。

「ADL低下」より「立ち上がりに時間を要した」と書く方が親切です。

バルクケア流!新人でも書きやすい「型」

【時間】+【行動】+【様子】 の3点セットでまとめる

(例)
10:30 居室にて排泄介助。立位保持にふらつきあり、声かけで安定。排尿良好。

これなら短くても必要な情報が伝わります。

よくあるNG例と改善例

NG「○○さん、今日はとても楽しそうに食事をしていました。」
改善:「12:00 昼食介助。完食。食事中に笑顔で会話が見られた。」
NG:「○○さんは元気そうに歩いていました。」
改善:「14:00 廊下を独歩。歩行時ふらつきなし、安定していた。」

記録を書くスピードを上げる工夫

その場でメモ → 後でまとめるより正確 略語や記号を活用(ただし施設ルールに従う)
テンプレを頭に入れておく(時間+行動+様子)

僕も最初は記録に30分かかってましたが、この方法で10分以内にまとめられるようになりました。

バルクケア流まとめ

記録は「客観的・簡潔・正確」が基本 5W1Hを意識して漏れを防ぐ 誰が読んでも分かる言葉を選ぶ 「時間+行動+様子」で新人でもスムーズに書ける

介護記録は「未来のケアに活きるデータ」
筋トレで言うと、トレーニング日誌みたいなものです。

毎日の小さな記録が、確実に利用者さんの生活を守る力になります

タイトルとURLをコピーしました