介護職が知っておくべき疥癬(かいせん)対策|バルクケア実体験あり

介護

こんにちは、バルクケアです!

実は僕自身、過去に 疥癬(かいせん) にかかったことがあります。

介護職をやっていると、ノロやインフルエンザだけでなく「皮膚系の感染症」にも直面するんですよね。

今回は体験談も交えながら、疥癬について解説します。

疥癬ってどんな病気?

原因:ヒゼンダニ というダニが皮膚に寄生して発症 主な症状:激しいかゆみ(特に夜)、赤い発疹、皮膚に小さな線状の痕 種類: 通常疥癬 → 数十匹寄生、強いかゆみ 角化型疥癬(ノルウェー疥癬) → 数百万匹寄生、感染力が非常に強い

実際にかかってみて分かったこと

僕が疥癬にかかったとき、一番つらかったのは 「かゆみで夜眠れない」 こと。

仕事の疲れも取れないし、メンタル的にも削られました…。

さらに厄介だったのは、

「最初はただの湿疹だと思って気づくのが遅れた」こと。

介護職あるあるですが、利用者さんに症状が出るとまず本人が気づきにくく、職員も「ただの肌荒れかな?」と見過ごしがちなんです。

感染経路とリスク

入浴介助や着替えでの 肌と肌の接触 寝具・衣類 を介しての間接感染 角化型疥癬では 皮膚のカスが空気中からも感染

僕の場合も、利用者さんからの接触をきっかけに感染しました。

「自分は大丈夫だろう」という油断が一番危ないですね。

対応のポイント

利用者にかゆみや発疹が出たら、すぐに 看護師・医師に報告 寝具・衣類は 高温洗濯+乾燥、または袋に密封して72時間以上放置 ケアの際は 手袋・エプロン必須。角化型ではマスクも必要 早めの診断と投薬(イベルメクチン内服・外用薬)で改善可能

僕も薬を処方されてからは一気に楽になりました。

ただ、治療は本人だけでなく家族や同僚も対象になることがあるので注意です。

バルクケア流まとめ

疥癬は「ただのかゆみ」じゃなく、介護現場全体に広がる感染症です。

僕自身かかったからこそ断言できますが、早期発見と早期対応がすべて。

利用者さんの皮膚観察を怠らないこと。

そして、自分に症状が出たら「隠さず報告する」こと。

筋トレと同じで、小さな変化に気づける力 が現場の安全を守ります。

タイトルとURLをコピーしました