こんにちは、バルクケアです。
今回は、介護の現場で“福祉用具のプロ”として活躍できる「福祉用具専門相談員」の資格について、現場経験と筋肉視点を交えて解説します。
福祉用具専門相談員って何者?
福祉用具専門相談員は、高齢者や障がいのある方が安全で快適に生活できるようにサポートする専門職。
介護ベッド、車いす、歩行器、手すりなど、利用者に合った福祉用具を選び、設置・使い方の説明、アフターフォローまで行います。
介護保険サービスでは、福祉用具レンタル・販売事業所に必ず配置されるポジション。
この資格があれば、「介護×モノ選びの専門家」として現場で頼られる存在になれます。
資格の取り方
福祉用具専門相談員になるには、都道府県知事が登録する「福祉用具専門相談員指定講習」を修了する必要があります。 講習はおおよそ7日間(50時間程度)で、講義と実技がミックスされた内容。
学ぶテーマは…
• 福祉用具の種類と特徴
• 利用者に合わせた選定方法
• 設置や調整の実技
• 介護保険制度の基礎
• 倫理・安全管理
そして、最後には筆記テストが一応あります。
ただし、しっかり講習を受けていれば合格率はかなり高めです。
バルクケア流・効率的な取得ステップ
ステップ1:日程を早めに確保
講習は地域によって開催頻度が少ないので、見つけたらすぐ申し込み。
最近は一部オンライン併用も増えてきましたが、実技は現地参加が基本です。
ステップ2:予習で差をつける
テキストの写真や図解ページを先にざっと見ておくと頭に入りやすい。
可能なら事前に福祉用具の展示場やショールームで実物を触っておくと、講習中の理解度が爆上がりします。
ステップ3:実技は全力で
高さ調整や車いす操作などは、数をこなすほどスムーズになります。
筋トレと同じで、「回数=自信」です。
資格取得後の活躍の場
• 福祉用具貸与・販売事業所
• 介護施設の用具アドバイザー
• リハビリ関連事業所
介護保険制度では、この資格を持つ人が必ず在籍していなければならないため、就職・転職で大きな武器になります。
バルクケア的・現場で差をつけるポイント
• 筋力は最大のサポート力:ベッドや車いすの搬入・設置は意外と重労働。筋肉があるほど安全・効率的に作業できます。
• 生活導線の想像力:玄関からトイレまでの動線や、ベッド周りのスペースなど、利用者目線で設計できる力が武器。
• 会話力も鍛える:用具はモノですが、使うのは人。信頼を得る説明・接し方ができるとリピート率も上がります。
まとめ
福祉用具専門相談員は、講習+簡単なテストで取得できる割に、現場での需要は高く即戦力になれる資格です。
「人の生活を支えたい」「介護分野で専門性を持ちたい」という方には特におすすめ。
バルクケア的に言えば、筋肉と知識で現場を制する“介護のフィジカル&ブレイン”になれる資格です。
次回も別の資格を、現場&筋トレ目線で解説していきます。