こんにちは、筋肉介護士ことバルクケアです。
今回はちょっとぶっちゃけた話。
僕が10年近く介護現場で働く中で感じた「業界の裏話」や「本音」をお伝えします。
もちろん、介護にはやりがいも感動もたくさんある。
でも、それだけじゃない。
現場で働く人にしか分からない“リアル”も確かにあるんです。
これから介護を目指す人、今現場で働いている人、みんなに読んでほしい記事です。
人手不足は“慢性的な日常”
これはどの施設でも、訪問でも、ほぼ例外なく感じました。
• 「今日もギリギリの人数で回してる」
• 「シフト表はTetris(テトリス)」
• 「欠勤が出たら終了」
新人が入っても、すぐ辞めることも多く、
現場は常に“回すこと”に追われます。
それでも、誰かが穴を埋めて回しているのが現実。
すごい世界です、ほんとに。
「感謝される仕事」だけど、報われない
介護職って、よく「感謝される素晴らしい仕事」と言われます。
それは間違いではありません。
でも…
• 利用者さんから暴言を受ける
• 家族から理不尽なクレーム
• 頑張っても給料に反映されない
そんな場面も少なくないです。
「何のためにやってるんだろう…」と思う日もあります。
でも、利用者との会話での一言で報われたりもするから、やめられない。
上司と合うかどうかは“天と地の差”
これ、ほんまに大事。
• 自分の意見を聞いてくれる上司
• 失敗してもフォローしてくれる人
• チーム全体を見てくれる人
こういう上司のもとだと、多少忙しくても頑張れます。
逆に、「命令だけ」「無責任」「現場を知らない」タイプの上司に当たると、
しんどさは3倍以上に感じます。
介護は人間関係の“質”が仕事のしんどさを左右します。
「資格とると変わるよ」は本当
僕は働きながら宅建士をとりましたが、
介護福祉士などの資格を取った仲間たちも、みんな口をそろえてこう言います。
「資格とると、周りの対応が変わる」
単に給料アップだけでなく、
責任ある業務に就けるようになったり、
上司や職場の信頼度が増したりします。
何より自分自身が「介護職として一段上に上がった」実感が持てるんですよね。
利用者さんに救われることも多い
本音を言えば、
「辞めようかな…」と何度も思いました。
でも、ある日、
寝たきりだった利用者さんが僕の顔を見て初めて笑ってくれた。
退院したばかりの方が「あなたで良かった」と言ってくれた。
…そんな瞬間が、たまらなく嬉しいんです。
「仕事」としてだけじゃない、
“人と人”の関係だからこそ、心が動く瞬間があります。
まとめ:理想と現実、どっちも本当。
介護の現場は、キレイごとだけでは語れない。
でも、ドロドロだけでもない。
汗だくで必死になって、
感情が揺さぶられて、
時に悔しくて、
でも心の底から「やってよかった」と思える日が来る。
それが介護のリアルやと思っています。
あなたの本音はどうですか?
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